ファンドマネージャーの仕事は義理・人情・浪花節で個人投資家を引き止めておくことですか?

7/18放送の経済ワイドvision eにて投資信託を用いた長期投資の特集をしていた。こちらで紹介されていたので見てみた。

番組で紹介された浪花おふくろ投信という資産運用会社のファンドマネージャーは、月あたり10回以上の個人投資家向けのセミナーをしているとのこと。しかも居酒屋で個人投資家とファンドマネージャーが酒を飲んだりもしている。番組では親しみやすいですねなどと好意的な取り扱いであった。

ところで、このファンドマネージャーはいつ本来の仕事をしているのであろうかと不思議に思ってしまった。なんといっても月10回以上のセミナーをこなしているのだ(ファンドマネージャー抜きのセミナーもあるのだろうが)。調べて見たら浪花おふくろ投信の浪花おふくろファンドファンドオブファンズであり、ファンドマネージャーの必要性がそもそも低い投資信託であった(日々の具体的な運用は組み入れファンドにほぼ丸投げというわけだ)。

この長期投資をコンセプトとするファンドマネージャーの仕事は個人投資家を義理・人情・浪花節で引き止めておくことなのかもしれない。批判するつもりはないけどね(人によっては心にやさしくフィットすることであろう)。

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