児童の健全な育成を経済面から公的に補助するための児童手当等だが、海外在住の外国人 児童へも支給されているという知られざる実態があり、さらには、いずれ「子ども手当」 にも適用される見込みであるという。 東京都荒川区議会議員の小坂英二氏と、警視庁の中国語通訳捜査官をなさっていた坂東忠 信氏をお迎えし、小坂氏が予算特別委員会で明らかにされた荒川区における対象人数や支 給額などの実情や、坂東氏が捜査でもたびたび目にされてきた、申請に必要な公的書類も 中国の場合は「本物」をでっち上げることも可能な構造があるという実態などに、それぞ れ触れていただきながら、国家として慎重に検討すべき問題として警鐘を鳴らしていただ きます。
子供手当て問題は以前から知っていたが、今回は新しいトピックを知った。偽造書類ではなく虚偽記載のある正統な書類というもの。
坂東氏の言うところ、実例として、中国人は正式に役所が発行した虚偽の記載のあるパスポートを所持していることがある。偽造パスポートではなくて、虚偽の記載のある正統なパスポート。つまり、役所とグルになって嘘の本物の書類というよくわからないものをでっち上げるのだそうだ。これと同様に、在日外国人が「母国に養子縁組をした子供が100人います」という虚偽の記載のある正統な証明書を持ってきたら、日本は子供手当て100人分を払わざるをえなくなる。
今までに提起されていた問題は、在日外国人の在外の子供をどう確認するのか。地方自治体で外国政府の発行した証明書の類を確認することができるのか?偽造を見破れるのか?といったものだった。今回提起された新しい問題はそれどころではなく、嘘の書いてある正統な書類を持ってこられたらどうするのかというもの。どうしましょうかね。