防衛庁は無人偵察機の国産化を断念してアメリカ製のRQ-1 PredatorかRQ-4 Global Hawkを導入する。
無人偵察機導入には、北朝鮮や中国などの画像情報を収集する狙いがあると見られる。両機種は米軍がイラク戦争で投入し、プレデターはミサイルを搭載してイラク軍を攻撃したが、日本政府は専守防衛との整合性から「攻撃能力は持たせない」(防衛庁幹部)という。
中略
同庁は03年度から無人偵察機の国産化の研究開発を進めていたが、「約20年かかる」(防衛庁幹部)とされ、配備を急ぐため米国製を導入する。国産化は断念する方向だ。
- 無人偵察機を北朝鮮や中国上空で運用するつもりなのだろうか?撃墜されてしまうような気もするが。
- 有事の際に、敵国上空を偵察できる無人偵察機を持つことは戦略的に大きな意味がある。情報収集衛星よりも柔軟な運用が出来るだろう。
- 国産化に20年もかかるなんて。無人偵察機って、それほど難しい技術なのだろうか?小型化や省エネは日本の得意とする分野じゃなかったっけか?
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