反原発による福島第一原発4号機からの燃料棒取り出しへのミスリードが酷い。燃料棒を積んだキャスクが地震などで落下したら、という話を煽っている。朝日にいたっては、読者に不安を与えるべく、記事に4号機の上部が吹き飛んだままの写真を使っている。
専門家が本気で心配する福島第一原発4号機の燃料棒溶融 〈週刊朝日〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)
4号機は爆発事故後から今までに瓦礫の片付けは進み、新たなクレーン設置の櫓も建てた。残る燃料棒取り出しのハードルは冷却プール内の残った小さな瓦礫ぐらいしか特別な障害は無い。
そもそも他の原子炉でも冷却プールから大量の燃料棒を取り出さなくてはならない。キャスクをクレーンで吊るしている最中に地震に会うのは他の原子炉でも同じである。