懐かしいアニメの違法コピー放流は、権利者にとって利益にかなうのかもしれない

YouTubeで新世紀エヴァンゲリオンの全26話がアップロードされていた。著作権侵害の典型例だ。しかし、10年前のアニメを公開されて権利者に経済的損害は実際出るのだろうか?
今の子供達が画質の悪く話題にもならないような10年前のアニメを見るとも思えず、見るとしたら20代の人が懐かしがって見るぐらいだ。この人達は無料だから見たのであって、コ ストを払ってでも見ることはなかったろう。というよりもそもそもエヴァンゲリオンを思い出しもし無かっただろう。私なんか、思い出したように劇場版エヴァンゲリオ ンを見てしまった(量産型が出てくる方を見たバンダイチャンネルだったかな?400円ぐらいでストリーミング配信している)。さらに、Bon JoviのIt’s My LifeもiTunesで買った。こういう切欠が無ければ金払って見たり買ったりしなかったよ。

著作権収入が見込めなくなった作品を宣伝広告のつもりで、いくつかの作品を無料で公開したほうが良いかもしれない。私のように金を落とす人もいるのだから。 同じように、エヴァのコミックを買い揃えた人とかもいるんじゃないかな。
懐かしいアニメの違法コピー放流は、権利者にとって利益にかなうのかもしれない

こういう話がFree Cultureに載っていたような。後で読み返してみよう。

Reference:

# 実はエヴァンゲリオン劇場版を見るのは初めてで、数年以来の夢でもあった。実のところ、この夢を思い出させてくれた著作権侵害者に対して複雑な感情を持っている。

# 2006-04-25 このエントリーを見る限り、この違法コピーを私が鑑賞者として見ていたと思われるかもしれない。しかしそうではなく、ジャーナリズムの一環として、この極悪な侵害行為によって不特定多数の人がしっかり楽しめてしまうことを確認したまでである。

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