1000年に一度の震災のモニュメントならば1000年間は維持しないと

震災のモニュメントネタ。

東日本大震災の液状化で地中から突き出したマンホールを残すべきかをめぐって、千葉県浦安市で行政と住民が対立しているそうです。「被害を後世に伝えるため、そのまま残すことに意義がある」とモニュメント化を目指す市に対し、マンション価格の下落などに悩まされてきた近隣住民らは「負のイメージが定着する」と撤回を求めて署名集めを展開しています。
議論:「『災害モニュメント』をめぐって市と近隣住民が対立…」どちらを支持する? – BLOGOS(ブロゴス)

原爆投下や原発事故は人災や政治的な面があるので、戒めとして原爆ドームなどを残しても良いでしょう。仮に100年間に満たない期間だけでも型として残して意味があると思います。

対して、マンホールは1000年に一度の震災のモニュメントです。飛び出たマンホールを1000年間保存し続けるのでしょうか?そんなもの残さなくても1000年後でも浦安が埋立地であることや、液状化の記録は残ると期待します。少なくとも1000年後の未来人がマンホールを見るよりも有意義な資料が残ることでしょう。

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