住所を介して個人を識別するのは,国民総背番号制が未熟だから

2007-06-12のクローズアップ現代はネットカフェ難民ネタだった.ゲストは日本女子大学 岩田正美教授.

ゲストの引っかかったコメントを一つ.

住所がないと市民サービスが受けられない.ドコドコ市ナニナニのナントカさんというように社会から扱われている.住所を媒介として社会と繋がっている.住所を介して選挙をしたり.情報を届けたりしている.住居を持たないと市民としての権利義務から排除されている.(記憶を頼りに要約)

ネットカフェに泊まっているのに,情報網に近い位置にあるのに市民の権利を享受できないとは.住所に変わる個人の識別・個人への連絡手段が必要ですね.と考えたら,それこそ国民瀧背番号制が目指していたことでは無かったか?今は住基ネット見たいな惨状だけど,将来的にはもっと電子政府してこの問題は解決するんじゃないかと.例えば,ネットカフェ難民がセキュアな個人認証を経てから公的な個人別郵便ポスト的な電子メールで情報を受けるとか.これって良くない?

機会を見てまた改めて考えてみることにする.

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