広島に原爆が投下されて62年目を迎えた6日、名古屋市北区で戦争を語り継ぐ集いがあった。戦時中、人々の命をつないだ「すいとん」を食べながら、お年寄りから小学生までが、一緒に平和をかみしめた。
集いは、名古屋市北区三軒町にある「人生夢道場」が開いた。この施設は、地域の高齢者や子どもたちが集まり、ともに学ぶ場を目指して、元小学校教師の谷内尾豊一(やちお・とよかず)さん(66)が開いた交流施設。集いは、戦争体験者が減る中、当時を知る人の生の声を少しでも子どもたちに伝えておこうと、5年前に始まった。
すいとんを食べるのは、毎年の恒例。物が不足し、調味料もない戦時中を実感するため、当時調理に用いた工夫を再現して、海水を使って作る。
「戦争の時は、これがごちそうだったの。涙が出るほどうれしかったのよ」とお年寄りたちが話すと、「味がうすい」と騒いでいた子どもたちは、神妙な顔つきで、静かにすいとん平らげた。
これを見てるとさ,中国海軍と対峙してシーレーンを防衛してくれているアメリカ海軍には感謝するよな.