【新唐人2011年9月11日付ニュース】道端で倒れた人に誰も手を貸さない。それが1時間も続いた後、その方が亡くなるという悲劇が中国で発生。しかも1度や2度ではありません。このような悲劇がなぜ中国で起きたのでしょうか。
中国メディアの報道によると、9月3日の午前、武漢市で88歳の高齢者が転倒。誰一人として手を差し伸べません。1時間後、鼻血で呼吸困難になった高齢者が亡くなりました。
重慶市でも80歳の高齢者が9月5日の午前、スーパーに野菜を買いに行った際、階段から落ちて頭から出血。周りにいた10人はただ見ているだけで、50メートル先の病院に連れて行く人はいませんでした。最後、ようやく通報を受けた救急車によって運ばれたそうです。これについて、群衆の一人は、ここ数年、助けた高齢者から逆に濡れ衣で訴えられるケースが多いため、誰も手を貸さないと胸のうちを明かしました。
中国を理解する動画。怪我をしている高齢者を救助すると、その高齢者から告発されるという話。後半の解説は無理筋。