S&P 500 指数ぐらいしか長中期トレンドを確認しないのだけど、久々に日経平均の中期トレンドを見たら三尊天井となり下げ相場が始まっていたようだ。やべ、気がつかなかった。米ドル建てのS&P 500 と円建ての日経平均における為替レートによるマジックか?
そもそも米ドルが減価しているなかで、価値の基準として米ドル建てで株価指数を計って良いのだろうか?というわけで年初来の対米ドルの各為替レート(と原油と金)、そして対各通貨建ての株価指数の年初来の騰落率を書いてみた。なお、原油建てと金建ては余興である。
[最近の日経平均株価]
[対米ドルの為替レート]
[各通貨建てのMSCI All Country World Index ← 世界全体の株価指数]
[各通貨建てのMSCI World Index ← 先進国全体の株価指数]
[各通貨建てのMSCI Emerging Markets Index ← 新興国全体の株価指数]
世界全体で言えば上げ相場とも下げ相場とも良くわからない。先進国だけ見れば下げ相場開始で、新興国はバブってる感じ。バブってる新興国が世界全体の株価を支えているようだ。
これはひょっとして、今後は先進国株価がジリ貧で下がり続ける途中で、新興国のバブルが弾けて2番底突入なのですかね。