客商売って、よく客の顔を覚えていられるよね。 大晦日の日に床屋に行った。その店は半年ぶりぐらい。あんちゃんが担当してくれた。私はそのあんちゃんを覚えておらず、あんちゃんは私のことを覚えていた。「半年ぶりぐらいですね、いつもぐらいに切りますか?」って。