スマトラ沖地震津波の被災国にとって、外国人犠牲者が出たのは不幸中の幸いかもしれない

スマトラ沖地震津波で外国人の犠牲者が出たことは、被災国にとってみれば不幸中の幸いかもしれない。
何しろ犠牲者が出た国ではメディアで大きく取り上げられるだろうし、それに伴い援助や寄付も多くなる。私も1万円寄付してしまった。

仮に外国人の犠牲者が出ていなかったとすれば、これほどの注目を浴びただろうか?自国民に犠牲者が出るか出ないかで訴求力はずいぶん違う。

例えばアフリカで起きていたらどうなっていただろうか?観光客も殆どいなく外国人犠牲者は出ない。犠牲者・
被災者が現地アフリカ人だけだったらメディアでも殆ど取り上げないだろうし注目も集まらない。
アフリカだと15万人犠牲者が出ても、すぐに増えるようなイメージがある(不謹慎なイメージですが)。エイズや紛争で犠牲者が多く出ても、
ポケットマネーから寄付をしようという気にはなれなかったし。今回の津波で東アフリカも被災したけれども、あまり気にならなかった。
「ふーん、何百人か死んだんだ。」って感じだった。

我ながら残酷な内容を書いていると思うが、同意する人は多いのではないかな?

関連リンク

#日本ユニセフからメールが来て、衝動買い的に寄付しました。

#2005-01-07: 関連トラックバックセンター追記

#2005-01-08: 
GREE繋がりである松本氏が関連するエントリーを書いていたので、トラックバックしてみる。

#2005-01-16:
FPNに投稿した。